車輪の下

平和は主観である。ディストピアは本人にとっては平和そのものであり、むしろディストピアでなければ平和たり得ないような気もする。平和の裏側にあるのは常に真実である。

8月3日は近所の交差点で誰かが死んだ日。僕は偽善者ではないので胸は痛まないが、事故にかかわった人間の怒りの感情が薄れて、事故のことが風化していっている。正しい世界平和だ。忘れちゃいけないことなんて一つもない。